この記事で解決できる悩み
- なんでFXで大損することがあるの?
- 大損したらどうなるんだろう?
- 大損した人の体験談が知りたい
この記事では、このような悩みや疑問について、解決するための解説をしています。
のちほど解説する「FXで大損する人の7つの特徴とその対策」を理解して実践すれば、大損を回避することができますよ。

【はじめに】FXとは?
FXは「外国為替証拠金取引」と呼ばれる証拠金取引の一種で、通貨の価値の変動を利用して外貨を売買することで、利益を出す投資です。
例えば1米ドル円=100円のときに1米ドル買い、1米ドル円=103円に上がったタイミングで売れば3円の利益が出ます。
逆に97円に下がると3円の損失となります。
FXで大損する人の7つの特徴とその対策
FXで大損しないためには、以下7つの特徴に当てはまっていないか要チェックです。

FXで大損する人の7つの特徴
- 勉強不足のままトレードしている
- 損切りができない
- 常にハイレバレッジで取引する
- オーバートレードやポジポジ病に陥る
- 過去の取引を振り返っていない
- 負けを直ぐに取り返そうとする
- 相場急変に備えていない
特徴1:勉強不足のままトレードしている
FXの知識が不足した状態で取引すると、根拠を持たず感覚で取引して大損しやすくなります。
相場の急変にうまく対応できずに大損したり、損切り方法を知らずに含み損が拡大してロスカットされるからです。
まずはFXの基礎知識を身につけて、負けにくい体質を作りましょう。
対策:少額取引でリスクを減らし経験を積む
少額取引を重ねて、FXの経験を積みましょう。
初心者は経験が浅く損失を出しやすいので、1,000通貨以下で取引するのがおすすめです。
無料で取引ツールの操作や自分が立てた予測の精度を確かめるには、デモトレードを利用するといいですよ。
特徴2:損切りができない
多くの初心者がプロスペクト理論という行動心理により損切りできず、ロスカットされて大損します。

損切りレートを決めずに、感覚でエントリーする人に多い傾向ですね。
【補足】プロスペクト理論とは
プロスペクト理論がどのようなものか、以下の問いで体験してみましょう。
(問)次の2つの条件が提示された場合、あなたはどちらを選びますか?
- ① 無条件で10万円の借金を負う
- ② コインを投げて表なら借金は負わず、裏なら20万円の借金を負う

これをFXに当てはめると、確実に10万円を失う損切り注文を出すよりも、相場が好転して損切りせずにすむ可能性に賭けてしまうトレーダーが多いことが読み取れます。
対策:損切り水準を決めてエントリーする
エントリー前に損切りラインを決めて、必ずそれを守って決済しましょう。
そうすれば相場がさらに予測と逆に動いても、最小限の損失に抑えられますよ。
損切りラインの決め方には、値幅・損失額・テクニカル分析の3つがあります。
値幅なら「100pipsで損切り」、損失額なら「3万円で損切り」、テクニカル分析なら「MACDがデッドクロスを示したら損切り」などですね。
また、損切り幅に合わせて、取引量をコントロールするのもポイントです。
もし損切り幅が広いなら、損失額を抑えられるように、取引量を抑えて取引しましょう。
特徴3:常にハイレバレッジで取引する
常にハイレバレッジで運用すると、期待できるリターン金額は高くなるものの、大損するリスクを取ることになります。
またハイレバレッジ取引は、わずかな為替変動でもロスカットされやすいです。
計画もなく資金に余裕がない取引をすることは投資ではなく、ギャンブルも同然ですよ。
レバレッジのリスクを詳しく知りたい人は、以下の記事を参考にしてください!
対策:ロット数でリスク管理をする
FXはロット数(取引通貨量)でレバレッジを管理する仕組みになっています。
初心者のうちは、FXの経験を積むまでは1,000通貨以下の低ロットで取引するのが安全です。
経験を積んだら、自分の取引スタイルと資金のバランスを考慮してレバレッジ倍率を引き上げていきましょう。
特徴4:オーバートレードやポジポジ病に陥る
オーバートレードは資金に余力を持たずに取引することです。
また、ポジポジ病は常にチャートの値動きが気になり、根拠がないまま取引を繰り返してしまう行動のことです。
いずれも初心者に多い失敗で、計画性のない取引を繰り返して、気がつくとトータルで大損しているんですね。
資金管理や相場の優位性を考慮せずに取引するのが原因といえます。
対策:適切な取引量や頻度かを意識する
ロット数や取引の頻度が適切かを検証し、資金に余裕を持った取引を心がけましょう。
具体的には、ロット数を抑えて証拠金維持率を高くキープすることでロスカットされにくい取引ができます。
またチャートを見続けることは避け、チャンスが来るまで取引せずに資金を温存するのも大切ですよ。
特徴5:過去の取引を振り返っていない
過去の取引を反省せずに取引を続けると、負けパターンを繰り返して損失を出す取引を減らせません。
そういったトレーダーの特徴は、自信過剰だったり、過去を振り返るよりも相場分析をしてチャンスを探すほうが利益を出せる、という気持ちが強かったりします。

対策:トレードの記録をつける
取引年月日、通貨ペア、ロット数、エントリー・決済レート、取引の根拠、取引時の感情を記録しましょう。
それらを振り返って取引スタイルを改善する習慣をつけてください。
DMMFXの「取引通信簿」など、便利なチェックツールも利用しましょう。
大損しないためにも、自分の取引判断にどんな傾向があるのか把握することが大切です。
特徴6:負けを直ぐに取り返そうとする
損失を早く取り返そうとムキになって、根拠のない取引をして損失を広げるケースです。
逆に大きく勝ったときも気分が高ぶってギャンブルのような取引をして、せっかくの利益を失うトレーダーもいます。
過去の取引結果から湧く感情の影響を受けたまま取引しても、その多くは失敗して大損します。
対策:トレードを一旦やめる
取引判断に自分の都合のいいように先入観を持ったり、感情に任せて取引を乱発したときは、いったんFXから距離を置きましょう。
また「再び大損したくないから、小さな含み益でも利確しよう」など過去の取引結果をひきずらないのも大切です。
つまり、利確にしても損切りにしても、根拠を持って決済しなければいけません。
毎回フラットな状態で、ルールに従って淡々と取引を続けましょう。
特徴7:相場急変に備えていない
災害やテロ、大規模な経済ショックなどで相場が急騰・急落してロスカットされると、大損したり借金を負うリスクがあります。
近年のケースでは2008年のリーマンショック、2011年の東日本大震災、2015年のスイスフランショック、2020年の新型コロナウイルスですね。

対策1:エントリー時に損切り注文を入れておく
エントリーと同時に損切り注文を入れておくと、相場が急騰・急落してもロスカットされる前に損切りできます。
ただし相場の値動きが早すぎると、注文レートで約定しない可能性があります。
ハイレバレッジの取引で資金に余裕がないときは、証拠金を超える損失が出て、多額の借金を背負う場合があるので注意してくださいね。
対策2:国際情勢を把握しておく
世界的なニュースにアンテナを張り、国際情勢をつかむのが大切です。
世界規模のニュースが事前予想と異なると相場が急騰・急落する傾向があります。
経済指標や金融政策のほか、政治情勢と要人発言に関する情報は意識して収集しましょう。
もし、注目の集まる経済指標発表で、相場が急変するリスクがある場合は、一旦ポジションを決済したり、エントリーを控えると安心です。
FXで損失を出さない4つの注意事項
FXで損失を抑えるために意識すべきポイントを4つお伝えします。
FXで損失を出さない4つの注意事項
- 取引ルールを決めて守る
- 資金管理を徹底し金銭感覚を狂わせない
- リスクが高いトレードをしない
- 自分のトレードにあったFX会社を選ぶ
知らなかったり、実践できていない項目があれば取引スタイルを改善してくださいね!
初心者によくある失敗パターンと対策については以下のリンク先で詳しく解説しているので参考にしてください。
注意事項1:取引ルールを決めて守る
ルールを守って取引すると、一時的な感情に流されて余計な取引をせずにすみます。
具体的には取引する時間帯、通貨ペア、ロット数、エントリー・決済レート、取引回数などを決めましょう。
そして、自分の得意な相場状況やチャートパターンを明確にしておきましょう。
また、先述したFXで大損を避ける対策をルール化するのも効果的ですよ。
注意事項2:資金管理を徹底し金銭感覚を狂わせない
資金管理を徹底し、自分の投資資金に対して1回の取引でとるリスクを管理してください。
目安として、1回の取引で許容する損失を資金の2%以内に抑えるといいでしょう。

取引を重ねるうちに金銭感覚がおかしくなることがあるので、資金管理を徹底しましょう。
注意事項3:リスクが高いトレードをしない
相場分析を行って取引の根拠を明確にし、優位性の高いタイミングに絞って取引してください。
予測の精度が低い取引は、勝率が低く、損失を出すリスクが高いです。
たとえ1回の取引で出す損失が小さくても、損失が積み重なれば、資金の多くを失い大損します。
損失のリスクを抑えるには、低レバレッジの取引をするとともに、米ドル円やユーロ円、ユーロ米ドルといった値動きの安定した通貨ペアで運用しましょう。
注意事項4:自分のトレードにあったFX会社を選ぶ
損失を抑えて利益を伸ばすには、自分の取引スタイルにあうFX会社を選ぶのが大切です。
というのも、FX会社によって取引ツールの機能やサービスの特徴に違いがあるからです。
たとえばスキャルピングのような短期で頻繁に取引する人は、コストを抑えるために低スプレッドのFX会社を使ってください。
また、スワップポイントで稼ぐなら取引対象の通貨ペアのスワップポイントが高いFX会社を選びましょう!
FXで大損しない!少額でおすすめのFX会社3選
少額取引でリスクを抑えて運用するには以下3社がおすすめです。
それぞれのFX会社のおすすめポイントを詳しく見ていきましょう!
少額でおすすめのFX会社3選
- 超少額の4円から取引をはじめるなら:SBI FXトレード
- 自動売買をしてみたいなら:外為オンライン
- スマホメインで取引するなら:外貨ex byGMO
国内唯一の1通貨単位!超少額の5円から取引できる:SBI FXトレード
おすすめポイント
- 国内唯一の1通貨単位から取引できる
- 29種の豊富なテクニカル指標を利用できる
- 積立FXの自動購入でコツコツ資産を増やせる
SBI FXトレードは国内唯一の1通貨単位、約5円から取引をはじめられるので、超少額で取引をはじめたい人におすすめです。
取引ツールは見やすく初心者でも簡単に使えて、29種類の豊富なテクニカル指標など、機能も兼ね備えています。
ほかにはスプレッドが業界最狭水準なので、コストをおさえて取引ができるのも魅力です。
積立FXサービスを利用すれば、運用方針を決めるだけで自動購入によりコツコツ資産を増やせます。
また、自己資本規制比率は業界トップクラスなので、安心して利用できますよ。
自動売買をしてみたいなら:外為オンライン
おすすめポイント
- 初心者向きの自動売買がある
- 1,000通貨で約5,000円から取引ができる
- 無料セミナーが充実している
外為オンラインは少額で自動売買をしてみたい人におすすめなFX会社です。
外為オンラインのiサイクル2取引™は、簡単な設定をしておけば、24時間自動で相場の変動に追随して売買してくれるので、初心者にも使いやすいシステムになっています。
また、無料セミナーが充実しているので、レクチャーを受けながらFX取引をはじめたい人にもおすすめですよ。
スマホメインで取引するなら:外貨ex byGMO
おすすめポイント
- 高性能なスマホアプリを提供している
- 1,000通貨約4,000円から取引が可能
- 取引量に応じてPayPayか現金が付与される
スマホメインで少額取引をしたいなら外貨ex byGMOがおすすめです。
スマホアプリの「外貨ex」は、スピーディーにワンタップで注文できるワンタッチ注文をはじめ、高度なチャート分析機能や豊富なマーケット情報など使いやすさと性能が両立されています。
外出先や仕事の休憩中など、24時間どこでも取引できるのがスマホのメリットです。
また、取引量に応じてPayPay(PayPayボーナスライト)もしくは現金が付与される、お得なキャンペーンも実施されていますよ。
FXで大損する人の特徴と対策について まとめ
この記事で重要な「FXで大損する人の7つの特徴とその対策」について再度確認しましょう。
FXで大損する人の7つの特徴とその対策
- 勉強不足のままトレードしている
- 損切りができない
- ギャンブルトレードになっている
- オーバートレードやポジポジ病に陥る
- トレードチェックをしない
- 負けを直ぐに取り返そうとする
- 相場急変に備えていない
これらの特徴を理解して対策をすれば、大損するリスクは低くなるので負けにくいトレードができますよ。
少額でおすすめのFX会社3選
- 超少額の4円から取引をはじめるなら:SBI FXトレード
- 自動売買をしてみたいなら:外為オンライン
- スマホメインで取引するなら:外貨ex byGMO