この記事で解決できる悩み
- LINE FXってどんなFXサービスなの?
- LINE FXの評判を知りたい
- LINE FXならではの強みってなに?
この記事では、このような悩みや疑問について、解決するための解説をしています。
のちほど紹介する「LINE FXの評判を上げる強み6つ」を理解すれば、LINE FXの強みがわかり、口座開設するかどうかの参考にできますよ。
【はじめに】LINE FXの基本情報
米ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 | ポンド/円 |
0.2銭 | 0.5銭 | 0.5銭 | 0.7銭 |
取引通貨ペア数 | 最小取引単位 |
23通貨ペア | 1,000通貨 |
LINE FXは「投資をもっと身近に、もっと手軽に」をコンセプトとして、手軽なスマホ投資サービスを提供するために「LINE証券」が新設したFX取引サービスです。
LINE証券は2019年8月、LINE FXは2020年3月16日にそれぞれ運営を開始しているので、証券会社としての実績はまだ浅いです。
LINE FXの開始当初は、最低取引単位が1万通貨で取り扱う通貨ペアも10種類でしたが、2021年3月時点の最低取引単位は1,000通貨に引き下げられ、通貨ペアも23種類まで増えました。

LINE FXの評判を下げる欠点4つと対策
まずは、LINE FXの評判を下げる欠点4つをお伝えします。
対策とあわせて紹介するのでご安心ください。
LINE FXの評判を下げる欠点4つ
- 時間帯によってはスプレッドが広がる
- 入出金面に不便がある
- タブレット端末に最適化されていない
- デモトレードがない
欠点1:時間帯によってはスプレッドが広がる
LINE FXには「広告スプレッド」と「通常スプレッド」の2種類があります。
通常スプレッドの時間帯はスプレッドが変動制になるので、取引コストが増えるおそれがあるんですね。
なおスプレッドとは通貨ペアの売値と買値の差を指し、取引をするときの実質的な手数料です。
LINE FX以外に、特定の時間帯だけスプレッドが変わるFX会社としては外貨ex byGMOが挙げられます。
主要な通貨ペア4つの広告スプレッドと通常スプレッドを表にしました。

通貨ペア | 広告スプレッド | 通常スプレッド |
米ドル/円 | 0.2銭 | 0.2~3.6銭 |
ユーロ/円 | 0.5銭 | 0.5~10.0銭 |
豪ドル/円 | 0.3銭 | 0.7 ~ 12.0銭 |
ボンド/円 | 0.5銭 | 1.0 ~ 12.0銭 |
※広告スプレッド:AM9:00 - 翌日AM3:00(原則固定・例外あり)
※通常スプレッド:AM3:00 - AM9:00(例外あり)
対策:通常スプレッドの時間は取引を避けよう
取引コストを抑えるには、広告スプレッドが適用される時間帯に絞って取引しましょう。
相場状況によっては通常スプレッドが、広告スプレッドの10倍以上に広がるケースもあるからです。
なお、スプレッドが原則固定のFX会社でも、日本時間早朝はスプレッドが広がりやすいので注意しましょう。
欠点2:入出金面に不便がある
他社と比べたときに、LINE FXでは入出金面でいくつか不便な点があります。
たとえば、せっかく普段の生活の支払いでLINE Payを使っていても、LINE Payにチャージしたお金をLINE FXの口座に入金できなかったり、LINE証券からLINE FXに資金振替ができません。
また、LINE FXに入金するためのクイック入金に対応している金融機関も7社しかないので、その7社の口座を持っていない方は、新しく銀行口座を開設する手間が生じます。
ただしLINE PayからLINE証券への入金は可能なので、将来的にLINE FXへも入金できるようになる可能性は高いですね。
入出金面で不便さを感じる点
- LINE証券からLINE FXへの資金振替ができない
- LINE Payからの入金ができない
- クイック入金対応の金融機関が少ない(7行)
- 出金できるのは1日1回だけ
対策:入出金に関する特徴を知っておこう
LINE FXの入出金の仕組みを把握して、スムーズに入出金手続きを進めましょう。
具体的には入出金ができる時間帯や方法、反映される時間帯などを押さえておくといいですね。
詳しくは公式サイトにある「よくあるご質問」を確認してください。
欠点3:タブレット端末に最適化されていない
LINE FXの取引ツールはiPadなどのタブレット端末に最適化されていないため、画面がうまく表示できません。
おそらく会社として、メインユーザーをスマホに絞っているためです。
ただし2021年1月にPC版のツールがリリースされたので、将来的にタブレット端末向けのツールが出る可能性はあります。
対策:スマホかパソコンを使おう
現行のツールはスマホあるいはPC向けなので、取引する際はスマホかPCを使いましょう。
ちなみにPC版はアプリのダウンロードが不要で、ブラウザから手軽にトレードできます。

欠点4:デモトレードがない
LINE FXにはデモトレードがないので、損失を気にせず本番取引の練習をすることができません。
デモトレードは仮想の資金で本番に近い環境で取引を体験できるサービスで、無料でツールの使い方を練習したり、オリジナルの取引ルールを試せるメリットがあります。
大手FX会社の多くは、このデモトレードのサービスを無料提供しています。
デモトレードでFX取引を体験したい方は、次の見出しで紹介する記事をご覧ください。
対策:1Lotの少額から取引に慣れよう
LINE FXで練習するなら、1,000通貨1Lotの少額取引からはじめましょう。
実際のお金がかかっているので、デモトレードよりも緊張感をもって取引経験を詰めるメリットがあります。
いきなり実際のお金を投資するのが不安な方は、高機能のアプリを提供する外貨ex byGMOなど、他社のデモトレードを利用しましょう。
デモトレードがあり、かつ本番ツールも使いやすく機能性も優れたおすすめFX会社は以下の関連記事でご確認ください。
LINE FXの評判を上げる強み6つ
LINE FXにはいくつかデメリットがあるものの、メリットもたくさんあります!
具体的な6つの強みについて詳しくお伝えしますね。
LINE FXの評判を上げる強み6つ
- 大手企業が共同開発したサービスなので信頼性が高い
- スプレッドが業界最狭水準
- 1,000通貨からの少額取引ができる
- 重要な情報をLINEで通知してくれる
- スマホ1つでFXができる
- 高金利通貨のスワップが好条件
強み1:大手企業が共同開発したサービスなので信頼性が高い
LINE FXは、LINEの子会社であるLINE Financialと、野村證券の親会社である野村ホールディングスが共同開発したFXサービスです。
ですので会社としての信頼性は高いといえます。
サービス開始から日が浅く、他社と比べると不便に感じる部分もありますが、成長性が高く今後のサービス向上が期待できるFX会社です!
強み2:スプレッドが業界最狭水準

取り扱う通貨ペアのスプレッドが全体的に狭いのが特徴です。
とくにメジャー通貨のスプレッドは業界最狭水準なので、コストを抑えて運用したい方におすすめです。
ただし「欠点1:時間帯によってはスプレッドが広がる」でも触れたように、常にスプレッドが狭いわけではないので気をつけましょう。
LINE FXのスプレッドを他者と比べたい方は、以下の関連記事をご覧ください。
強み3:1,000通貨からの少額取引ができる
LINE FXは最低取引単位が1,000通貨なので、1万通貨単位のFX会社よりも資金負担を抑えて取引をはじめられます。
たとえばメジャー通貨である米ドル円やユーロ円で、レバレッジ25倍をかければ約5,000円から取引可能です。
また、1万通貨の取引と比べて、同じ為替変動で発生する損失が10分の1なので、低リスクの運用ができますよ。
強み4:重要な情報をLINEで通知してくれる
値動きに大きく影響する経済指標や相場の急騰・急落などをLINEで通知してくれるので、重要な情報をいち早くつかめます。
また通知する内容を個別に設定できるため、必要な情報だけに絞って通知を受けたい方にも便利ですね。

強み5:スマホひとつでFXができる
口座開設から情報収集、新規発注や決済まですべてスマホで完結します。
LINE FXは、スマホに特化したサービスをコンセプトにしているからです。
時と場所を問わず、通勤電車や外出中、寝る前のベッドの中でも気軽に取引できるのがメリットです。
強み6:高金利通貨のスワップが好条件

LINE FXは南アフリカランド円やメキシコペソ円、トルコリラ円といった高金利通貨のスワップポイントが高めなので、スワップ投資に適しています。
ただしスワップポイントは日々変動するので、ポジションを保有している通貨ペアのスワップポイントを毎日チェックすることが大切です。
ですから、もしポジション保有中にLINE FXよりも高スワップポイントを提示する他社を見つけたら、より多くのスワップ利益を得るために、他社に資金を移してポジションを保有しなおすことを検討しましょう。
スワップ投資で賢く稼ぐ方法は、以下の関連記事で詳しくご確認ください!
スマホひとつで手軽にFXをはじめるなら:LINE FX
おすすめポイント
- スマホひとつで手軽にトレード
- 1,000通貨からの少額取引可
- 重要なお知らせをLINE受信で逃さずキャッチ
LINE FXは、使い勝手のいいトレードアプリを提供しています。
LINEで培ったアプリの使いやすさを最大限に活用しているので、FX初心者であっても簡単に操作ができて、直感的な分析・取引が可能です。
また、「経済指標発表」や「相場の急変」といった重要なお知らせをLINE通知で受け取れるので、チャンスを逃さず取引できます。
1,000通貨からの少額で取引できるので、はじめて投資をする方にも安心ですよ!
LINE FXで口座を開設する5つのステップ
LINE FXに興味を持たれた方は、次の5つの手順で口座を開設しましょう!
LINE FXで口座を開設する5つのステップ
- 必要な書類を用意しよう
- LINEのアカウントでログインしよう
- 申し込みフォームに必要な情報を入力しよう
- 本人確認書類を提出しよう
- 審査の結果を待とう
ステップ1:必要な書類を用意しよう
まずは口座開設の申請に必要な書類を用意します。
具体的には、運転免許証や健康保険証といった本人確認書類とマイナンバー関係書類の提出を求められます。
以下のように、必要な書類は組み合わせによって変わるのでご注意ください。
本人確認書類の組み合わせ
- マイナンバー通知カード+運転免許証
- マイナンバー個人番号カード
- マイナンバー入りの住民票の写し+運転免許証
- マイナンバー入りの住民票の写し+健康保険証
ステップ2:LINEのアカウントでログインしよう
つぎに口座開設の申し込みボタンを押してLINEのログイン画面に進み、自分のLINEアカウントでログインします。
ログインするとLINE FXのアカウントの友だち追加画面に進むので、友だち追加してください。

このアカウントから、先ほど「強み4:重要な情報をLINEで通知してくれる」で紹介した情報が配信されるので、通知をオンにして見逃さないようにしましょう。
ステップ3:申し込みフォームに必要な情報を入力しよう
画面にしたがって口座開設申し込みフォームに、住所や氏名などの必要事項を入力します。
申し込みフォームと本人確認書類の情報に相違があると、口座開設の審査に落ちる場合があるので注意してください。

ステップ4:本人確認書類を提出しよう
画面に表示された中から本人確認書類の組み合わせを選び、必要な書類を提出しましょう。
なお、ネット上で本人確認をする「かんたん本人確認」を利用すれば、スマホで身分証明書と顔写真を撮影するだけで、簡単に本人確認が終わるのでおすすめです。
身分証明書はマイナンバーカードか運転免許証のどちらかでOKです。
ステップ5:審査の結果を待とう
本人確認書類を提出したら審査の結果待ちになります。
無事審査に通ればLINEに口座開設完了のメッセージが来るので、そのメッセージから取引開始の手続きをしてください。
なお「かんたん本人確認」を行った方や、LINE証券の口座をすでにお持ちの方は、最短で申し込み当日に口座開設が完了します。
万が一審査に落ちた場合、申し込みフォームに入力漏れや入力誤りがあった可能性があるので、内容に注意しながら再度申し込んでみましょう。
もし審査に不安があるなら、以下の記事もチェックしてみてください。
初心者によくあるLINE FXに関するQ&A3つ

Q1:LINE FXで取引ができる時間はいつですか?

ただし、毎朝6:50から10~20分程度のメンテナンスが入ります。
この時間帯は、取引が行えません。
また、取引時間は季節によって違い少し複雑なので、表で簡単に説明しますね。

曜日 | 米国標準時間 | 米国夏時間(サマータイム) |
月曜日 | 7:00~翌日6:50 | 7:00~翌日5:50 |
火~金曜日 | 7:10~翌日6:50 | 6:10~翌日5:50 |


Q2:サポート体制はどうなっていますか?

その電話で気になっていることや知りたいことを聞いてみましょう。
また、LINEでのAIチャットもあり、こちらは原則24時間受付なので、すぐに答えが知りたいときはこちらを利用するのがおすすめです。

Q3:口座開設に条件はありますか?

日本国内に居住している20歳以上70歳以下の人で、日本国籍を持っていることなどが条件です。
口座開設の申し込みの際、申し込みフォーム記入前に必要事項を確認する工程があるので、そこで自分が条件を満たしているか確認できますよ。
もし未成年でFXをしたい方は、満18歳以上から口座開設できるSBI FXトレードがおすすめです。

LINE FXと併せてチェックしたいFX会社3選
自動売買や1通貨単位の超少額取引など、LINE FXにはないメリットを受けたい方におすすめのFX会社を3社紹介しますね!
LINE FXと併せてチェックしたいFX会社3選
- 自動売買がはじめてなら:外為オンラインの「iサイクル2取引™」
- 国内唯一の1通貨単位!超少額の5円から取引できる:SBI FXトレード
- スマホ取引をメインに考えているなら:外貨ex byGMO
自動売買がはじめてなら:外為オンラインのiサイクル2取引™
おすすめポイント
- 簡単な設定で自動売買ができる
- 無料セミナーでわからないことがあれば聞ける
外為オンラインのiサイクル2取引™は、簡単な設定で自動売買ができるので、はじめて自動売買をする人におすすめです。
iサイクル2取引™は「リピート型」の自動売買で、相場の変動に自動で追従しながら、あらかじめ設定した変動幅で取引を重ねて、24時間自動で小さな利益をコツコツと積み重ねていきます。
iサイクル2取引™の利用者の74%がFX未経験者ですが、全利用者の71%の人が利益を出しています。
また、無料セミナーが開催されており、iサイクル2取引™の設定の仕方やわからないことがあれば質問できるので、安心して利用できますよ。
国内唯一の1通貨単位!超少額の5円から取引できる:SBI FXトレード
おすすめポイント
- 国内唯一の1通貨単位から取引できる
- 29種の豊富なテクニカル指標を利用できる
- 積立FXの自動購入でコツコツ資産を増やせる
SBI FXトレードは国内唯一の1通貨単位、約5円から取引をはじめられるので、超少額で取引をはじめたい人におすすめです。
取引ツールは見やすく初心者でも簡単に使えて、29種類の豊富なテクニカル指標など、機能も兼ね備えています。
ほかにはスプレッドが業界最狭水準なので、コストをおさえて取引ができるのも魅力です。
積立FXサービスを利用すれば、運用方針を決めるだけで自動購入によりコツコツ資産を増やせます。
また、自己資本規制比率は業界トップクラスなので、安心して利用できますよ。
スマホ取引をメインに考えているなら:外貨ex byGMO
おすすめポイント
- 高性能なスマホアプリでデモトレができる
- スマホメインで取引したい人におすすめ
- 開始資金を10万円から設定できるので、実際の取引に近い状況で練習できる
外貨ex byGMOのデモトレードは一部の機能に制限がありますが、高性能で人気の高いスマホアプリ「外貨ex」を使ったデモ取引を経験できます。
実際の取引もスマホメインでしたい人は、ぜひ外貨ex byGMOのデモ口座で練習しましょう。
デモトレードはメールアドレスとパスワードの登録、開始資金設定だけで、すぐ利用できますよ。
デモ口座の利用期間は登録後約1ヶ月なので、期間終了後に再度利用したい場合は、あらためてデモ口座に申し込めばOKです。
LINE FXの評判まとめ
この記事で重要な「LINE FXの評判を上げる強み6つ」について再度確認しましょう。
LINE FXの評判を上げる強み6つ
- 強み1:大手企業が共同開発したサービスなので信頼性が高い
- 強み2:スプレッドが業界最狭水準
- 強み3:1,000通貨からの少額取引ができる
- 強み4:重要な情報をLINEで通知してくれる
- 強み5:スマホ1つでFXができる
- 強み6:高金利通貨のスワップが好条件
LINE FXは提供が開始されてから日が浅く、まだ欠点も多いですが、成長性が高く将来性に期待できるFXサービスですよ。
スマホで気軽にFXをはじめたい人は、LINE FXの利用を検討してみてください。