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FXのファンダメンタルズ分析とは?重要性と取引する際のポイント6つ

FXのファンダメンタルズ分析とは?重要性と取引する際のポイント6つ

この記事で解決できる悩み

  • ファンダメンタルズ分析ってなに?
  • ファンダメンタルズ分析の中で重要な判断材料は?
  • ファンダメンタルズ分析をするときのポイントを知りたい

この記事では、このような悩みや疑問について、解決するための解説をしています。

のちほど解説する「ファンダメンタルズ分析で取引するときのポイント6つ」を理解して実践すれば、ファンダメンタルズ分析を活用した取引ができますよ。

えふえっくま_通常
「いますぐファンダメンタルズ分析をするのにおすすめのFX会社を知りたい!」という人は、『ファンダメンタルズ分析におすすめのFX会社3つ』をチェックしてね!

【はじめに】ファンダメンタルズ分析とは?

ファンダメンタルズとは、国や企業の景気や経済状況、各国の経済指標などを指す要因のことです。

これらの情報は国力として評価されるので、良いニュースであれば通貨の価値が上がり、逆に悪いニュースであれば通貨の価値が下がる傾向があります。

このような要因を判断材料に相場の値動きを予測する手法が、ファンダメンタルズ分析です

ただ、ファンダメンタルズ分析を習得するのは簡単ではありません。

えふえっくま_悲しみ
エコノミストやアナリストと呼ばれるプロの投資家でも、正確な予測は難しいといわれているよね?
では、個人投資家が習得しようとしても意味がないかといえばそうでもありません。

ファンダメンタルズ分析で重要な押さえるべき情報を取得し、テクニカル分析と併用しながら分析すれば、取引判断の精度を上げられます

また、ファンダメンタルズ分析を活用すれば次のようなことができます。

ファンダメンタルズ分析でできること

  • 重要な経済指標やイベントを把握して、取引が活発になる場面を予測する
  • 相場の違和感を手前で察知して、相場の急変に備えた取引ができる

以下のようなFX会社のファンダメンタルズに関するお知らせに注意しましょう。

ファンダメンタルズに関する注意喚起の一例

引用:SBI FXトレードのお知らせより

テクニカル分析との違い

ファンダメンタルズ分析が経済指標などのニュースをもとに値動きを予測するのに対して、テクニカル分析はチャートとテクニカル指標を組み合わせて値動きを予測します。

チャートとは、過去の値動きを通貨価格と時間を軸にグラフにしたもので、相場の動きを視覚的に確認できます。

テクニカル分析とファンダメンタルズ分析にはそれぞれメリットデメリットがあり、どちらが優れているかは一概に判断できません。

ちなみに、テクニカル分析で使われるテクニカル指標にはさまざまな種類があり、大きくトレンド系オシレーター系にわけられます。

トレンド系相場の流れ(トレンド)を読むことを目的にしたテクニカル指標です。

一方オシレーター系は、トレンドの強さや過熱ぐあい、つまり「買われすぎ」や「売られすぎ」を読み、相場が反転するタイミングを分析できます。

それぞれどんな指標があるのか、表で簡単に紹介しますね。

分類指標
 トレンド系・移動平均線
・一目均衡表
・ボリンジャーバンド
・パラポリック
・ペンタゴンチャート
 オシレーター系・RSI
・ストキャスティクス
・DMI
・MACD
・CCI

ファンダメンタルズ分析の重要性

FXではテクニカル分析を中心に取引するトレーダーが多いので、ファンダメンタルズ分析はFX初心者に限らず、個人投資家のなかでも敬遠されがちです。

ですがその一方で、ファンダメンタルズ分析は機関投資家には重要視されています

なぜなら、ファンダメンタルズ分析を使い、取引する通貨の国の金融政策や経済状況を把握することは、中長期のトレードをするうえで、取引判断の精度を上げるのに重要だからです。

ファンダメンタルズ分析はチェックするべき情報が多く、最初は大変だと思うかもしれません。

ですが、相場に大きな影響を出す情報には傾向があるので、必ずしもすべての情報をチェックする必要はありませんよ。

FXで知っておくべきファンダメンタルズ分析の材料5つ

ファンダメンタルズ分析は見るべき情報が多いので、どの情報を優先してチェックするか迷うこともあると思います。

そこで、とくに知っておくべき判断材料を5つ紹介しますね。

ファンダメンタルズ分析の材料5つ

  1. 金融政策
  2. 経済指標
  3. 要人発言
  4. 天候・天災
  5. 地政学的リスク

材料1:金融政策

金融政策とは、各国の中央銀行が実施する金融面の経済政策のことです。

えふえっくま_通常
たとえば政策金利の調整による金融緩和や引き締めなどがあります。

中央銀行は政策金利を変更することで国内のお金の流れを調整し、自国の経済促進や景気の調整をしています。

一般的には景気が悪いと金利を下げ、景気がいいと金利を上げることが多いですよ。

政策金利の発表日は、その国の通貨が大きく値動きすることが多いです

主要3カ国の金融政策

とくに注目したいのは、3大通貨と呼ばれる米ドル、円、ユーロに関する金融政策です。

それぞれどんなものなのか簡単に紹介しますね。

米ドルに関する金融政策の決定機関は、米連邦公開市場委員会(FOMC)です。定例会合が6週間ごとの火曜日に年8回開催されるほか、必要に応じで臨時会合も開催されます。

アメリカは世界最大の経済大国なので、この金融政策の結果は相場に大きな影響を与えますよ

円に関する金融政策の方針や政策金利は、日銀金融政策決定会合で決まるんです。日本銀行が金融政策に関することを審議する会合で、年に8回、2日間にわたって開催されます。

ユーロに関する金融政策の決定機関は、欧州中央銀行(ECB)の最高意思決定機関であるECB理事会です。原則として月に2回開催され、金融政策に関する決定は第1回目(毎年1月)に話し合われます。

材料2:経済指標

経済指標とは、各国の政府や中央銀行が発表している経済データで、その国の景気や経済動向を知るうえで重要なパロメーターになります。

重要な経済指標は多くのトレーダーが注目するので、発表時間の前後には相場に大きな値動きがあります

経済指標の発表日をチェックするときは、各FX会社が提供している経済指標カレンダーを使うのがおすすめです。

経済指標カレンダーには重要度や発表時間だけでなく、前回の数値や予想値、詳細結果なども掲載されているので、重要な経済指標を手軽に確認できます。

FXで重要な経済指標3つ

経済指標のなかで特に重要なのは、米国雇用統計と米国消費者物価指数(CPI)、そして国内総生産(GDP)の3つです。

それぞれどんなものか簡単に紹介しますね。

ひとつ目の米国雇用統計は、アメリカの雇用の情勢を調査した統計で、世界中のトレーダーが注目するもっとも重要な経済指標です。毎月第一金曜日に発表され、結果によっては短時間で大きな値動きをすることもあります。

えふえっくま_驚き
なかには、数分の間で100万円以上の利益を出すトレーダーもいるんだって!

2つ目の米国消費者物価指数(CPI)は、都市部の消費者が購入する商品やサービスなどの物価の動きを把握するための統計指標です。国民の生活水準を示す指標のひとつで、アメリカのインフレ率を分析できます。

3つ目の国内総生産(GDP)は、国内で生産された商品やサービスの総額で、その国の経済の成長を判断する指標になっています。

材料3:要人発言

ファンダメンタルズ分析における要人発言とは、各国の大臣や中央銀行の総裁などの、金融政策に大きな影響を与える人物の発言です。

発言内容によって、その国の景気や、今後の金利政策などを予測できます。

要人発言は経済指標と並んで速報性が高いデータとして注目されているので、値動きに繋がりやすいです。

注目したい要人発言

  • 日本銀行総裁や副総裁
  • FRB(米連邦準備制度理事会)議長や理事
  • ECB(欧州中央銀行)総裁や理事
  • 各国の財務大臣や財務長官

材料4:天候・天災

天候や天災もファンダメンタルズ分析に影響を与えます

たとえば、アメリカはで干ばつが起こってトウモロコシ生産量が減ったとしましょう。

アメリカはトウモロコシの世界供給量の3分の1を占めているので、トウモロコシが不足すると予測した人に買い占めの動きがうまれます。

その結果、トウモロコシの価格上昇につながるのです。

物価が上昇すると、通貨価値の下落が懸念されます

えふえっくま_通常
トウモロコシは家畜用の飼料やエタノール原料としての需要が高いから、トウモロコシの価格は家畜頭数やエタノールの需要にも影響を与えるよ。

また、天候だけでなく、台風や大雪、洪水、地震なども相場に影響を与えます。

ファンダメンタルズ分析を使えば、過去の災害時の値動きを参考に起こったときの値動きを予測できるのです。

材料5:地政学的リスク

地政学的リスクとは、紛争や諸国間でのトラブル、政治的な混乱や軍事的な緊張の高まりなどのことです。

たとえば、中東の紛争の激化は石油の供給をひっぱくさせるので、石油の価格が高騰する要因になります。

一般的に、地政学的リスクが高まったときは安全通貨を買い、新興国通貨を売る動きができます

安全通貨とは保有するリスクが相対的に低いと考えられている通貨のことで、円やドル、スイスフランなどです。

えふえっくま_驚き
いわゆる「有事の円買い」や「有事のドル買い」のことだね。

地政学的リスクの懸念があるトルコリラ

地政学的リスクの高い通貨にはトルコリラがあります

なぜなら、トルコはヨーロッパとアジアの中間という位置だけでなく、イスラム教とキリスト教、資本主義と共産主義、先進国と新興国など、さまざまな要因の中間にあり、諸外国との問題につながりやすい国だからです。

また、複数の国と国際問題を抱えていたり、現政権への反対デモが起きている点からも、地政学的リスクが高いといえます。

トルコリラのリスクについて詳しくは、関連記事の「トルコリラでFXトレードする際に注意する4つのリスク」の見出しで解説していますよ。

ファンダメンタルズ分析におすすめのFX会社3つ

ファンダメンタルズ分析に力を入れたい人におすすめの、経済指標カレンダーの評価が高いFX会社や、ニュースなどの情報配信が充実しているFX会社を3社紹介しますね。

ファンダメンタルズ分析におすすめのFX会社

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DMM FXのマーケット情報

DMM FXは時事通信社のニュースを配信しています。

また、経済指標は月ごとにまとめられており、シンプルで見やすいデザインです。

パソコン用ツールでは、ニュースバーと呼ばれる部分に経済指標が表示され、発表時間が近づくと色が変わるのでタイミングを逃さず経済指標をチェックできますよ。

スマホアプリでは、経済指標の発表時間前にプッシュ通知の設定ができます。

重要度別に選べるので、注目したい重要度が高い経済指標前にのみ通知が来るように設定できますよ。

DMM FXについて詳しくはこちらの記事で解説していますよ。

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GMOクリック証券経済指標カレンダーは、表示期間を月、週、日別に選んだり、国や重要度別に絞り込めます

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GMOクリック証券について詳しくはこちらの記事で解説していますよ。

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外為オンラインは経済指標カレンダーをはじめ、「今日のアナリストレポート」や「今週のレンジ予想」、「兵ブロガーの週刊相場予想」、「外為LAB.[外為ラボ]」などの情報配信が充実しています。

アナリストやFXで稼いでいるブロガーが、どのようにファンダメンタルズ分析をしているか知れるので、自分でファンダメンタルズ分析をするときの参考にできますよ。

外為オンラインについて詳しくはこちらの記事で解説しています。

ファンダメンタルズ分析用に別の口座開設もあり

FXの口座開設は無料でできますし、口座維持費もかかりません。

なので、取引をする口座とは別に、ファンダメンタルズ分析の情報収集専用の口座を開設して運用する選択肢もあります

また、複数のFX会社で口座を解説しておけば、リスク分散やFX会社独自のツールを併用できるといったメリットもあります。

詳しくは以下の記事で解説していますよ。

ファンダメンタルズ分析で取引するときのポイント6つ

それでは、ファンダメンタルズ分析を活用して取引をするときのポイントを6つ紹介します。

ファンダメンタルズ分析で取引するときのポイント

  1. 国力や信頼が通貨価値を決めると理解する
  2. 関連性の強い国の動向も把握する
  3. 経済指標カレンダーで重要指標を事前に把握する
  4. より強い通貨と弱い通貨の通貨ペアで取引する
  5. テクニカル分析と組み合わせて使う
  6. ファンダメンタルズ分析は基本的に中長期トレードで活用する

ポイント1:国力や信頼が通貨価値を決めると理解する

通貨価値はその国の国力や信頼と連動しています。

国力や信頼などの、国への評価が上がれば通貨価値が上がり、逆に国への評価が下がれば通貨価値も下がります。

通貨価値が上がると投資する対象になるため、その通貨が買われる傾向があります。

地政学的リスクの部分でも触れたように、なにかあったときに円やドルが買われるのは通貨価値が高いからです。

ポイント2:関連性の強い国の動向も把握する

取引する通貨の国だけでなく、その国と関わりの強い国の経済や政治状況もチェックしましょう。

たとえば、オーストラリアの最大の貿易相手は中国で、輸出全体の3割以上が中国向けです。

えふえっくま_通常
つまり豪ドルは、オーストラリアだけでなく中国の要因にも影響を受けて値動きするんだね。

豪ドルのファンダメンタルズ分析については、関連記事の「3つのファンダメンタルズ分析から豪ドルを推移する」の見出しでくわしく解説していますよ。

ポイント3:経済指標カレンダーで重要指標を事前に把握する

重要な経済指標の発表時は相場に大きな値動きができます。

とくに事前の予想と発表された内容が違うときは、大きな値動きになるので、発表される時刻を知らずに取引をしていたら、思わぬ損失を出すリスクがあります。

それを避けるためにも、経済指標カレンダーで政策金利や重要な経済指標が発表されるタイミングを把握しておきましょう

なかにはメールやアプリのプッシュ通知で、発表スケジュールを知らせてくれるFX会社もあるので、自分にあうものを探してくださいね。

ポイント4:より強い通貨と弱い通貨の通貨ペアで取引する

為替変動が起きる要因はさまざまですが、基本的に相場は2国間のパワーバランスによって決まります

たとえば米ドルと円の相場の場合、アメリカの景気がいいときはドル高・円安になり、逆に日本の景気がよくなればドル安・円高になります。

パワーバランスに差があるほど大きな値幅を期待できるので、ファンダメンタルズ分析でパワーバランスに影響が出るタイミングを分析すれば、取引のチャンスがわかるようになりますよ。

チャートからも複数の通貨ペアの値動きをチェックする

ファンダメンタルズ分析だけでなく、複数の通貨ペアのチャートから通貨の相関関係を確認するのも有効です。

とくに世界的な流通量が多いことから三大通貨と呼ばれている米ドル、円、ユーロの3つの通貨は互いに影響しあってることを知っておきましょう。

たとえば、ユーロ米ドルでユーロ高・米ドル安が、米ドル円で米ドル安・円高の傾向がある場合、米ドル売りの強いトレンドができていると考えられます。

ポイント5:テクニカル分析と組み合わせて使う

ファンダメンタルズ分析は、テクニカル分析と併用することで取引の根拠を強められます

とくに保有したポジションを決済するときは、ファンダメンタルズ分析よりもテクニカル分析を利用するのがおすすめです。

なぜなら、テクニカル分析の方がより具体的な取引レートやタイミングの判断材料として使えるからです。

2つの分析方法をバランスよく利用することで、リスクを回避してより安心感のある取引ができるようになるのです。

ポイント6:ファンダメンタルズ分析は基本的に中長期トレードで活用する

ファンダメンタルズ分析を使えば、経済指標や要人発言などから、短期的な相場の流れを読むことができます。

しかしファンダメンタルズ分析は、短期よりも中長期のトレードをするときに有効な分析手法です。

ファンダメンタルズ分析で中長期的な相場のトレンドを把握したうえで、その流れに沿ってテクニカル分析で売買のポイントを見極め、取引をする方法もありますよ。

FX初心者は超短期売買での活用は避けるべき

スキャルピングと呼ばれる超短期売買の場合は、チャートの値動きを読んで瞬間的に判断する取引が求められるので、ファンダメンタルズ分析は向いていません

例外として、重要な指標発表や要人発言による相場の急変を狙った取引に使えます

しかし、相場が急変している状態での取引はリスクが高いので、初心者は避けた方が良いです。

相場の急変には次のようなリスクがありますよ。

相場が急変したときのリスク

  • 相場の乱高下に翻弄されて、逆に大きな損失を出すリスクがある
  • スプレッドが原則固定でも一時的に広がるリスクがある
  • スリッページが起きるケースがある

FXファンダメンタルズ分析のまとめ

この記事で重要な「ファンダメンタルズ分析で取引するときのポイント6つ」について再度確認しましょう。

ファンダメンタルズ分析で取引するときのポイント

  1. 国力や信頼が通貨価値を決めると理解する
  2. 関連性の強い国の動向も把握する
  3. 経済指標カレンダーで重要指標を事前に把握する
  4. より強い通貨と弱い通貨の通貨ペアで取引する
  5. テクニカル分析と組み合わせて使う
  6. ファンダメンタルズ分析は基本的に中長期トレードで活用する

これらのポイントを理解して実践すれば、ファンダメンタルズ分析を活用した取引ができますよ。

ファンダメンタルズ分析におすすめのFX会社

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